この記事にたどり着いたということは
上記のようなことでお悩みになったのではありませんか?
そこで今回は
ドローンを始めようとしているドローン初心者の方向けに
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ドローンを選ぶ基準
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ドローン初心者におすすめする最初の1台目
を、紹介していきたいと思います。
この記事を読み終える頃には
あなたにもドローンを選ぶ基準ができていることでしょう!
1.ドローンに関する規制
ドローンには飛行を制限する様々な規制があることをご存じでしょうか?この規制を一つ一つ理解しておかないと通報された時に警察のお世話になることもあるので十分に気を付けて下さい。主な規制をいくつか紹介します。「規制について知ってるよ」という方はこの項目を飛ばしてもらっても大丈夫です。
※本記事はおすすめのドローンを紹介する記事のため、ドローンに関する規制に関してはこちらの記事をご参照下さい。
またこの記事は2022年2月に執筆しています。2022年6月20日に航空法の改定が決定しています。詳しくは国土交通省の無人航空機登録ポータルサイトをご確認下さい。
2.ドローンを選ぶ基準
ひとえにドローンと言っても金額・大きさ・機能も様々。ドローン初心者にとってはどれが自分に合っているか分からないですよね。そこでこの記事ではドローン初心者が最初の1台を選ぶ際の基準を説明したいと思います。この基準を元にドローンを選択してみて下さい。
2_1操作性
ドローンの操作性とは空中で安定した飛行状態(ホバリング)ができるかどうかに尽きます。というのもホバリングはドローンの操作において、基礎といえる動作です。一度ホバリングしてから前後左右、上昇下降などの操作に移ります。そのため、GPSやDJIのビジョンポジショニング・システムなどのホバリングをサポートしてくれる機能はドローンの操作性を高めるポイントと言えます。
2_2値段
ドローン初心者にとっては値段も気になりますよね?ドローンの値段は安いものでは1万円以下から高いものでは10万円以上するものまであります。初めて購入するドローンは失敗を恐れてなるべく安いものを選択しがちですが、空撮目的などで使用する場合、安いトイドローンでは簡単に風に流され空撮どころではなくなってしまいます。「安い」という理由だけでなくご自身の用途に合わせたドローンを選択して下さい。
2_3重量
2022年2月時点の航空法では総重量200g以上のドローン全てが規制の対象となっています。そのため200g以上のドローンを気軽に屋外で飛行練習することは難しいです。さらに2022年6月20日には航空法の規制がより厳しくなり、200g以上から100g以上のドローンも規制の対象になります。ドローン初心者にとって航空法適用外かどうかを判断するためには、このドローンの重量は大事なポイントです。
2_4持ち運びやすさ
ドローンの持ち運びやすさは購入するうえで大事な基準の一つです。というのも海にしても山にしてもドローンの飛行ポイントまで行くには歩いて行くことが多いからです。特に飛行ポイントまでに山登りが必要な場所では持ち運びにくいドローンだと邪魔になってしまいます。そんな時に持ち運びやすい折り畳み式のドローンであればリュックに入れて運べるので便利です。
2_5技適マーク
日本国内で販売されているドローンのほとんどが周波数2.4GHz帯を使用しています。この周波数帯をドローン操縦者が免許なく使用するために「技術基準適合証明」を受け、表示するマークを「技適マーク」と呼んでいます。この「技適マーク」の表示がないということは「技術基準適合証明」の認証がされていないということになり、知らず知らずのうちに電波法違反を犯してしまうことになるのでドローン初心者は十分に気を付けて下さい。
3.ドローン初心者におすすめする最初の1台目5選
前述した基準を元にドローン初心者に最初の1台目としておすすめするドローンを紹介したいと思います。
〈DJI MINI2〉
MINI2は世界最大手のドローンメーカーDJIが製造・販売しているドローンです。
MINI2の良さはなんといっても総重量199gの軽量コンパクトサイズでありながら、4Kカメラを搭載しGPSとビジョンポジショニング・システムを搭載していることです。GPSとビジョンポジショニング・システムで屋外でも安定したホバリングが可能で、操作性は抜群です。さらにアームが折りたたみ式になっていて持ち運びもしやすいです。また航空法(2022年2月時点)の200g未満のため航空法適用外のドローンでもあります。デメリットとしては金額が¥59,400(DJIオンラインストアより)と少し高い値段設定になっています。
操作性 | 値段 | 重量 | 持ち運びやすさ | 技適マーク |
◎ | △ | 〇 | ◎ | ◎ |
〈RYZETECH Tello〉
TelloはDJIのフライトコントロールシステムとIntelのプロセッサーを搭載したドローンです。総重量80gとトイドローンのカテゴリーながらビジョンポジショニング・システムで正確なホバリングをアシストしてくれます。折りたたみ式ではありませんが、80gと軽量なので持ち運びも楽ですね。2022年6月20日からの航空法適用外になるためポータルサイトへの登録も不要なのは大きいです。
値段は¥12,980(DJIオンラインストアより)で初心者の最初の1台目としてはピッタリではないでしょうか?
操作性 | 値段 | 重量 | 持ち運びやすさ | 技適マーク |
〇 | ◎ | ◎ | 〇 | ◎ |
〈Holy Stone HS160Pro〉
Holy Stoneはトイドローンを中心に多種多様なドローンを製造・販売している中国のドローンメーカーです。HS160ProはHoly Stoneがドローン初心者用に発売しただけあって、嬉しい機能が付いています。まず自動でホバリングし、オプティカルフローポジショニングシステムで安定性が向上したことで操作性もいいです。またDJIのMINI2と同様にアームが折りたたみ式なので持ち運びにも便利です。ただし、前機種のHS160の重量が83.5gに対しHS160Proは約124gと改正後の航空法に該当するため、ポータルサイトへの登録が必要になります。値段は¥10,472(Holy Stoneオンラインストアより)でDJIのMINI2と比較すると安価です。
操縦性 | 値段 | 重量 | 持ち運びやすさ | 技適マーク |
〇 | 〇 | 〇 | ◎ | ◎ |
〈HUBSAN H216A X4 DESIRE PRO〉
HABUSANはDJIやHoly Stoneと同じ中国のドローンメーカーです。H216AにはGPSが搭載されているため自動で安定したホバリングが可能です。折りたたみ式のアームではありませんが、そもそもの総重量が162gと軽量なので持ち運びも楽です。デメリットはGPSが受信できない室内では簡単にフラついてしまうことです。それでも初心者の練習用としては十分なドローンです。主にAmazonなどで販売されています。値段は約¥15,000程度です。
操縦性 | 値段 | 重量 | 持ち運びやすさ | 技適マーク |
△ | △ | 〇 | 〇 | ◎ |
〈Hitec LARK〉
Hitecグループは無線機関連製品でグローバル展開しているグローバル企業グループです。
LARKはボディ下部にオプティカルフローセンサーカメラが搭載されていて、風に流されることなくその場でのホバリングをサポートしてくれます。総重量80gでTelloと同じ重量なので2022年6月20日からの航空法適用外です。また操縦者のサインで撮影ができるジェスチャー撮影やボタン一つで機体が360°回転する3Dフリップなど遊び心のあるドローンです。値段は¥15,180(Hitecオンラインショップより)
操縦性 | 値段 | 重量 | 持ち運びやすさ | 技適マーク |
〇 | △ | ◎ | 〇 | ◎ |
4.室内で操作に慣れよう
ドローンを購入したらすぐに外で飛ばしたくなると思います。しかし、まず室内でドローンの操作に慣れるようにしましょう。というのも外で飛行する場合、思わぬ外的要因(風など)で操作不能になりロストし最悪の場合、人に危害を及ぼすこともあります。そうならないように、まずはしっかりと室内で操作に慣れる練習をしましょう。
5.まとめ
今回はドローン初心者の方に
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ドローンを選ぶ基準
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5つのおすすめのドローン
を紹介しました。
今回、紹介したドローンの中で最もおすすめなのは
【DJI MINI2】です。
MINI2をドローン初心者の最初の1台目とした場合、少し高額ではありますが操作性・サイズ感(持ち運びやすさ)と初心者にはピッタリです。4Kカメラを搭載し綺麗な空撮を楽しめることから物足りなさを感じることもなく、満足感を得られます。
最後にもう一度公式サイトを貼っておくので、是非参考にしてみて下さい。
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