「ドローンってどうやって始めたらいいんだろう?」
「実際にドローンで副業はできるのかな?」
「ドローンに資格は必要?」
ドローン初心者にとってはこのような疑問が思いつきますよね。
特にドローン初心者の方は「自分に副業は難しいのではないか」と考えてしまうものです。
本記事では、そんなドローン初心者で副業に興味のある方に向けに
- ドローンの市場と今後について
- 仕事内容や収入の相場
- 未経験から収入を得るまでの流れ
をご紹介します。
最後にドローンスクールや許可申請の方法もお伝えしているので、実際に副業を始める際に参考にしてみてください。
1.ドローン市場と今後の展望
ドローンは年々需要が高まりつつあります。
下記の表は株式会社インプレス総合研究所の『ドローンビジネス調査報告書2021』を引用したものです。
表によると2019年度に1409億円(前年度比51%増)だった国内ドローンビジネスの市場規模が2020年度1932億円(前年度比37%増)、2025年度には全体で6428億円(2019年度の4.6倍)に達する見込みです。特にサービス市場では2025年度では4361億円まで成長する見込みとなっています。
現在、インフラや点検の現場では危険を伴う作業が多いため、安全性を確保できるドローンの導入が進められています。また人手不足の分野でもあり、ドローンを活用することで問題を解決したいというニーズが高まっています。
農村地帯でも農薬散布をドローンで代行するサービスもあり今後、成長する産業の1つといえるでしょう。
2.ドローン副業の仕事内容5選とそれぞれの収入相場
ドローンを使って副業しようと思ってもどんな仕事ができるのか考えますよね?
ここではドローン副業の仕事内容5つとそれぞれの収入相場をご紹介します。
2-1屋根/住宅点検
住宅の屋根や外壁を点検する際にドローンを使用します。
従来の屋根・外壁点検をする場合は足場を組み職人が屋根に登り一つ一つ点検していました。しかしこの方法では足場代だけで15万~20万ほどかかります。
その点ドローンだと足場を組む必要もないのでそれほどの費用もかかりません。住宅点検の場合、物件に近づいて撮影する為操縦スキルが必要になります。また航空法に抵触する恐れがありますので、事前に国交省への許可申請をおすすめします。
収入相場は1/hあたり5,000円~8,000円程度です。
2-2太陽光パネル点検
屋根/住宅点検と同じで太陽光パネルの点検にドローンを使用します。
屋根点検と同様に足場を組んで点検していましたが、ドローンではそれを必要とせずに点検が可能です。ただ太陽光パネル(住宅点検も同じ)は一目で損傷個所がわかるように赤外線カメラが必要になります。赤外線カメラ付ドローンは約40万円ほどです。
収入相場は1/hあたり5,000円~10,000円程度です。
2-3測量点検
ドローンを使って空中測量写真を複数枚撮影し組み合わせて、傾きや歪みなどを補正した写真(オルソ画像)を取得。オルソ画像を用いて工事現場における工期短縮やコスト削減、安全強化を目指します。
測量士や測量士補の方々と一緒に作業を行うことが多いので、測量の知識とコミュニケーションが求められてきます。
収入相場は日当10,000円~30,000程度です。
2-4農薬散布
ドローンを使って圃場に農薬を空中散布します。
これまで農薬散布といえば、無人ヘリコプターが主役でした。しかし無人ヘリは1,000万円以上するため、個人での所有は難しくほとんどが専門業者に外注されていました。
農薬散布のできるドローンは100万~300万と安価で無人ヘリより取り扱いも容易な為、農薬散布用ドローンの需要は高まっています。
また2019年に「空中散布等における無人航空機利用技術指導指針」という規制が廃止になりました。これにより国交省への許可申請を得るだけで使用可能となりました。この規制緩和により今後はより伸びていく市場と考えられています。
収入相場は2ヘクタール30,000円程度です。
2-5空撮
ドローンの仕事で先ず思いつくものといえば「空撮」ではないでしょうか?
個人が撮影する動画や画像を作成するクリエイターとしての仕事やTVや映画業界、スポーツ業界のクライアントから依頼されて撮影する仕事などがあります。
前者では個人の好きなもの、好きな時間、好きな場所で撮影し編集した動画や画像をストックフォトサイトで販売することができます。
後者はドローンならではのダイナミックで臨場感あふれる映像が求められる為、高度な操縦スキルと撮影スキルが必要になります。
収入相場は3,000円~30,000円で、撮影規模が大きいと10万円以上です。
3.初心者におすすめの仕事内容「空撮」とストックフォトについて
「どれも難しそうだな…」
「自分にできるか不安だ…」
そんな不安を感じる初心者の方にもおすすめの仕事が「空撮」です。
では、なぜ空撮がドローン初心者におすすめなのかというと、趣味や練習で飛ばして撮影しても実績となるからです。そうして撮影した画像をストックフォトと呼ばれるサイトで販売できます。画像が販売されるとそれが収入となります。
また好きな時間、場所で気軽に撮影できるのも大きな理由の1つです。
3-1ストックフォトについて
ストックフォトとは撮影した画像や動画をネット上で売買できるサービスのことです。
ご自身の画像が販売されると、販売額の数十%が支払われる仕組みです。
ストックフォトサイトを簡単にいくつかご紹介します。
アメリカに本社がある業界最大手のストックフォトサイトです。
サイトは英語だけでなく日本語にも対応しています。
2020年6月に報酬制度を改定し、現在の報酬は1画像につき0.1$になっているようです。
多くのコントリビューター(撮影者)が抗議して、以前の報酬制度に戻かもしれません。
興味のある方は「シャッターストック 報酬」で検索してみて下さい。
日本産ストックフォトサイトです。
国内のストックフォトサイトなだけあって日本人向けの画像や動画が多く掲載されています。
撮影者への報酬も22%~58%と比較的に高めです。
アジア初のドローン空撮専門のマーケットプレイスです。
ドローンで撮影した画像や動画を売買できます。
運営するスカイドローンネットのスカイファイトプレミアム会員(月額980円)に登録して
作品を出品します。撮影者への報酬は販売価格の80%です。
また販売価格も出品者が設定できるようになっています。
ご自身の好きなモノ、時間、場所で趣味の延長線と思えばやってみたくなりませんか?
4.未経験から収入を得るまでの流れ
ここまでドローンが副業となる可能性と仕事内容をご説明してきました。
この項目では初心者が収入を得るまでの流れをご紹介したいと思います。
- ドローンに触れる
- 趣味としてドローンを練習する
- 練習中に画像や動画を撮影する
- 撮影した画像や動画をフォトストックサイトに出品する(販売できれば収入になる)
- 練習を重ねることでスキルと実績が向上する
- 実績を基に仲介サイトに登録orドローンを使った企業に転職
趣味として②~④を継続し続けていけば、時間はかかりますが月3万円のドローンの副業は可能に思えてきませんか?
5.ドローン資格とおすすめのドローンスクールのご紹介!!
「ドローンに資格は必要…?」
「スクールに通わないとダメ?」
ドローンを操縦するのに資格は必要ありません。
しかしドローンを飛行させるには知っておかなければならない航空法や自治体のマナーがあります。
- 空港等の離発着周辺のルート
- 地表又は水面から150m以上の高さの空域
- 人口集中地区の上空(DID地区)
上記のエリアをどうしても飛行させたい場合は、国土交通大臣の許可が必要となります。
- 夜間での飛行
- 目視外飛行
- 人、物件との距離が30m未満になる飛行
- イベント上空での飛行
- 危険物輸送飛行
- 物件投下
こちらも上記の飛行方法で飛行させたい場合は、国土交通大臣の許可が必要です。
その為、資格を有していれば技術や知識の証明になり国交省への許可申請が得やすいというメリットがあります。
現在、日本では4つの民間団体からドローン資格が発行されています。
・DJI JAPAN株式会社
中国に本社を置く世界最大のドローンメーカー。その日本法人が運営・管理する資格が「DJIスペシャリスト」と「DJIインストラクター」です。
・DPA(ディーパ)
ドローン操縦士の育成を目的に2016年に設立された。一般社団法人ドローン協会が運営・管理する資格が「ドローン操縦士 回転翼3級」と「ドローンインストラクター回転翼3級」です。
・JUIDA(ジュイダ)
一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)が運営・管理する資格が「操縦技能証明」と「安全運航管理者」です。
・ドローン検定(無人航空従事者試験)
上記の3つの団体と違って座学のみ試験です。1~4級までの検定があります。
これらの民間団体が認定した認定校のカリキュラムを終了し、認定資格を申請すればそれぞれの資格を取得できます。
ではここで、おすすめのドローンスクールを1つご紹介します。
DPAが認定しているDS・J(ドローン・スクール・ジャパン)です。
その理由として
- そもそもDPAがドローン操縦士の育成に力を入れている為、実技重視のカリキュラムになっている。(もちろん座学もあります)
- 独立開校サポートをしているので、全国にスクールが存在する。
- 少人数制で一人ひとりに合った指導をしてくれる。
ドローンを操縦するのに資格は必要ありません。また資格を発行している民間団体のスクールにも通う必要もありません。
しかし初心者の方にはスクールに通うことをおすすめします。
なぜなら、ドローンを飛行させるには知らなければならない航空法や飛行技術があるからです。
飛行禁止エリアを飛行し、航空法を知りませんでしたでは済まされません。
スクールでは正しい知識と技術を学ぶことができます。
ドローンの安全な飛行に対する意識を高めましょう。
6.許可申請の方法!
前項でドローンを飛行させるには資格は必要ありませんが、航空法で禁止されたエリアや飛行方法がありますとお伝えしました。
しかし急な空撮依頼でどうしても禁止エリアを飛行させなければならない場合は国土交通大臣の許可を得なければなりません。
そんな時は24時間365日申請ができるオンライン申請をおすすめします。
国交省が機体と操縦士の管理をする必要があるのでサイトに所持機体の情報と操縦士の情報を登録してください。
登録後、チェックが必要な項目にチェックを入れて申請ができます。
申請してから許可を得るまで10開庁日(2週間)ほどかかります。
※不備がある場合は訂正をして再申請してください。
早急に許可が必要な場合は不備のないよう申請するしかありませんのでご注意ください。
7.まとめ
- ドローンの市場と今後について
- 仕事内容とそれぞれの収入相場
- 未経験から収入を得るまでの流れ
今回はドローン初心者で副業に興味のある方に向けてドローンについてまとめました。
ドローン初心者の方にとってはわからない事や、不安に思う事があると思います。
ドローンの知識をしっかりと学びドローンを正しく、楽しく活用してみて下さい。
また、ドローン初心者の方にはドローンスクールをおすすめしています。
記事中にもおすすめのドローンスクールをご紹介していますので、気になる方は是非一度チェックしてみてくだい!!
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